近所の自転車屋
ロードバイクのサイズが小さすぎるとネットで知り、ずっと鬱々と過ごしていました。ネットで調べれば調べる程、暗い気持ちになります。終いには、ネットオークションでフレームを探し始める始末です。でも、フレームだけでも本当に高い…。
サドルを後ろに下げるとか、ハンドルステムを長い物に替えるとか、少しでも快適になる方法はないか、近所の自転車屋に相談に行きました。個人売買で手に入れたロードバイクですが、そのオヤジさんは快く相談に乗ってくれました。
何度かオヤジさんの前を走らされて、様子を見てもらいました。すると、確かにサイズは小さいけど、乗れるなら気にしないで乗って、まずはロードバイクを楽しんで欲しいと言われました。その上で不満が出てきたら、調節すれば良いと。
この自転車屋では、サイクリング好きが集まって、よくツーリングに行くそうです。みんな乗っている自転車はてんでバラバラで、僕のようにサイズの合わない自転車に乗っている人もいるけど、みんな楽しんでいるそうです。
一体何を悩んでいたんだろう…。ネットの情報に踊らされて、自転車に乗りもしない内からダメだと落ち込んでいました。やりもしないで頭でっかちになるのが一番嫌ですが、今回は僕がそうなっていました。
取りあえず、乗り出しに必要な物として、携帯用の空気入れと修理キットを買って、ヘルメットの注文をして帰りました。この自転車屋がバイクのイロハを教えてくれるそうです。なので、少し割高ですが、ここで自転車道具を買うことになります。それは仕方がないことです。
乗り物系のスポーツはいくつかやってきましたが、ショップの存在はとても大きいものです。ショップの講習やイベントに参加できるし、修理も頼めます。だから、本格的に始める人は、少し割高でも、ショップで本体を買うのが基本です。しかし、僕は個人売買で自転車を手に入れたので、頼れるショップがありませんでした。なので、思いがけず、頼れるショップが出来て本当にラッキーでした。
すっかり気分が良くなって、午後から福島潟までサイクリングに行きました。ロードバイクに乗るのは今日が始めてです。私服にスニーカーでしたが、気にしないで乗ってみました。車道を走るのは流石に緊張しましたが、気が付くと10kmなんて、あっという間に走っていました。ママチャリだと絶対に行こうとは思わない距離ですが、簡単に福島潟に着いてしまいました。まだ、楽しむ余裕はありませんが、気持ち良かったです。
せっかく手に入れたロードバイクです。サイズのこととか気にしないで、取りあえず乗って、楽しんでみようと思います。こういうのは楽しんだ者勝ちです。あと、良いショップに出会えて本当にラッキーでした。