松島シーカヤックツアー

昨日からお盆休みに入り、今日もアースクエストのツアーに参加しました。と言っても、今回の参加者は僕だけで、インストラクターの紺野さんとマンツーマンです。当初は、御前湾・出島で漕ぐ予定でしたが、僕の希望で松島に変更してもらいました。松島で漕ぐのは初めてです。

松島の扇浜に着くと、カヤック用のキャリアー付けた車が何台か停まっていました。人はいなかったので、すでに漕ぎに出ているようです。自分たち以外にも漕いでいる人がいるとなんだか嬉しいです。

さて、昨日、紺野さんに予告された通り、今日漕ぐのはパドルコーストのナギです。いつもは紺野さんが漕いでいる艇です。いつも乗っているパドルコーストのアトランティックや、WFKの不知火に比べると細くて、ちゃんと乗れるか少し不安です。ただ、紺野さんは、僕が買うならナギが良いと薦めてくれるので、今回は試乗ツーリングも兼ねています。とりあえず、今回はいつも以上に慎重に乗らないと…。ナギに傷を付けないように注意しないと…。

右の黄色いのがナギです。
日本三景の松島です

緊張しながら、慎重に出艇しました。やはり、不知火やアトランティックのような安定感はありませんが、セドナに乗った時に感じたような、フィット感と言うか、包み込まれるような不思議な安定感はありました。とりあえず、海が比較的穏やかなので、なんとかなりそうです。

ナギの感覚を確かめながら、松島を漕ぎ進みます。松島は以前、遊覧船で廻ったきりですが、カヤックで廻ると島の様子がじっくり見ることができます。また、遊覧船やレジャーボード、他のシーカヤックとか色々あって、それを気にしながら漕ぐのも新鮮です。また、島を超える度に、風や波の感じが変わります。ナギは徐々に慣れてくると、細長い割に不思議と安定感があって、スイスイとよく進む艇です。曲がる時はリーンさせないと曲がりにくい感じですが、一気に傾くことはないので、急にグラっとすることはないです。自分が乗るには少し早い気もしますが、確かに良い艇だと思います。紺野さんが言うには、現状で乗れるものより、将来乗れるようになるものを選んだ方が良いそうです。う〜ん、いい船だな。。ナギにしようかな。。

そんなことを考えながら、昼休みポイントの馬放島に到着。

馬放島に上陸

昼食はそうめんにツナ缶をかけて食べました。はじめは「えっ!?」と思いましたが、食べてみたら美味しかったです。これは家でも採用です。そうこう休んでいる内に風が吹いてきたので、風が強くなる前に扇浜に向かうことになりました。帰りはずっと追い波で、なかなか真っ直ぐ進むことができません。ただ、こういう時にはスケグが役に立ちます。やっぱりスケグはあった方がいいな〜と思いながら、扇浜の前まで着きました。

沈もせず、岩に乗り上げたり、ぶつけたりもせず、無事に終わって良かった。ナギにも良い印象だけが残ったし、良かった良かったと思っていると、紺野さんが「では、セルフレスキューをやりましょう」と言い始めました。。マジですか。。紺野さんが、部活の顧問のように見えます。

昨日の不知火と違って、海に降りるのも一苦労です。なんとか艇をひっくり返すことなく降りて、いよいよ再乗艇です。まずは、昨日の最後に教えてもらったように、ビート板に捕まって、そのビート板に体を乗り上げるようなイメージで、ヘソがカヤックの中心線に来るように体を一気に乗り上げます。(ビート板うんぬん…は僕の解釈です。)すると、全然体力を使わないで、スターンデッキに乗り上がることが出来ました。そこからヘソを中心に体を回し、腹這いになって艇を安定させたら、馬乗りになります。馬乗りの状態になったら、そこで休まず、尻をどんどん前に移動させて、シートに乗り込みます。昨日は尻の移動が出来ず、失敗に終わりましたが、今日はスムーズです。そして、慎重に足をしまい、しまったら直ぐにペダルに足をかけます。

昨日、何度やっても出来なかったことが嘘のように、あっけなく成功してしまいました。それも、不安定だと思っていたナギで成功しました。これでナギを買う決心がつきました。

風が上がり、白波も立ってきたので、少し早めに扇浜に戻りました。でも、カヤックも決まり、セルフレスキューも成功し、大満足なツアーになりました。

指が写ってしました

今度は色を決めないとな〜。非常に楽しい悩みです(^o^)

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