正しいフォームを保つには?
先日の御前湾でのフォームがずっと気になっていました。穏やかなコンディションだと自分なりに正しいフォームで漕げているつもりですが、少し波が高くなると途端に余裕がなくなってフォームが崩れてしまいます。ウエイトトレーニングでも重くなればフォームが乱れやすくなるし、空道でも強い相手と戦うとフォームが乱れてしまいます。本当は、相手が強くなるほど正しくパンチを打たなければ当たらないのに、ついテレフォンパンチになってしまいます。どうやれば、厳しい状況でも自分のフォームを保てるのでしょうか。
今日、空道の先生にその事を質問しました。先生は恐らく、どんな強い相手と闘っても、滅茶苦茶になったりしない人です。先生は「強い相手と戦うときに、何を大事にするかだ」と教えてくれました。勝つことよりも、自分を乱さないで闘うことを重視すれば、正しいフォームで闘えるはずです。その状況の中で自分を乱さず闘うことができれば、目の前の相手にパンチは当たらなくても、もっと先に大きく成長できます。その日の練習に課題を持って臨むというのは、基本的なことですが、その意味を再認識させられました。
沈することを心配するのではなく、今はとにかく正しいフォームで漕ぎ続けることを意識していきたいと思います。明日は今年最後のシーカヤックです。気持ちよく漕ぎたいな。